LANCONのLT-10004は、測定がすべて自動的に行われます。
LANケーブルのUTP・STP標準規格のストレート結線、クロス結線にすべて対応し、しかも自動的に判別します。
測定方法が簡単で、測定の結果表示も簡潔かつ明瞭です。
測定は、親機と子機に被測LANケーブルを挿入(接続)すると自動的に開始されます。
ケーブルの結線パターンやケーブルの種類を自動で判別し、約1.2秒で測定結果が親機と子機の両方のLEDに表示されます。
測定の結果には、ケーブル結線の合否、ケーブルの結線パターン(ストレート、クロス)および
ケーブルの種類(UTP、STP)が示されます。多様なケーブルの種類と結線パターンに適応されます。
ケーブル結線の合否(PASS、FAIL)が直接示されるため、従来型の芯線対応のランプ巡回点灯を判断するプロセスが不要になり、
人的な判断ミスを防ぐことができます。そのため、作業の正確さと効率化が図られます。
また、測定所要時間がわずか約1.2秒であるため、作業の効率化がさらに図られます。
親機と子機は分離して使用できるため、離れた場所でのリモートチェックが可能です。
しかも、子機にも測定結果の合否(PASS、FAIL)を示すLEDランプがあるため、子機側の作業員も測定状況を確認することができます。
これにより、作業員間の協調性が図られます。
さらに、測定プロセスの各段階には補助的に音声メロディで提示されるため、ケーブルの接続、測定の開始、測定の終了、
測定結果の合否、ケーブルの切断などの状況が直感的かつリアルにわかります。多様な作業環境に適応されます。
バッテリーが低下した場合、測定は自動的に停止し、Power LEDは緑点灯から赤点滅、そして赤点灯へと変化し、
Low Batteryの状態が提示されます。このような場合は、電源スイッチをOFFにして電池を交換してください。
また、測定が終了した際も電源スイッチをOFFにしてください。
LANCONのLT-10004は、コストパフォーマンスおよび作業パフォーマンスに優れたLANケーブルテスターであり、
電気通信工事に携わる方にとっての最良の選択肢のひとつです。